Council for Program

第185回 エフエムちゅうおう番組審議会議事録

01 開催年月日
平成24年3月2日(金) 午後1時30分〜午後2時30分
02 開催場所
吉本興業株式会社 本社 会議室
03 委員の出欠
□委員総数:7名
□出席委員数:4名
□出席委員の氏名:松浦雅則/中井政嗣/横山 勝/千田伸幸
□欠席委員の氏名:西 克二/千秋育子/境 有紀子
□放送事業者側出席者の氏名:田仲豊徳/河瀬伸一郎/岩本重義(事務局)/久保利子(事務局)
04 議 題
(1)近況報告・ご挨拶
(2)「ラジオと防災シンポジウム」番組説明および審議
05 議事の概要
社側より近況報告および挨拶があり、議題2)について社側から番組説明が、続いて委員により審議が、下記の通り行われました。
06 審議内容

社側:本日ご審議いただきます番組「ラジオと防災シンポジウム」ですが、コミュニティ放送が加盟しているJCBAの近畿ブロック27局が、毎年共同の番組や事業をやっている中、2011年の共同事業として、東日本大震災を受けてシンポジウムを開催しました。
 伊丹・尼崎とYES-fmが主幹となり行いました。そしてその模様を編集し、特別番組として近畿はじめ全国で放送されました。
 第1部は、被災された2つの放送局の放送担当者を招いて。
 第2部は、市民・放送局それぞれの立場の人でディスカッションしてもらいました。
では、ご審議お願いいたします。

まずは、本日ご欠席の3名のうちAさんから、ご感想をいただきましたので、ご紹介します。

欠席委員Aさんの感想:今回は、これまでの審議番組とは全く異なる内容で、最初から最後までじっくり聞きいる内容でした。ほぼ1年前に起こった大震災は、被災地から遠くに住んでいる私たちにとって、日々忘れがちになってしまいます。しかし、このようなシンポジウムが開催され、ラジオを通して耳にすることで、大震災について再度考えさせられる機会を与えてもらいました。被災地でのその日の生々しい状況などを聞くことにより、「その時私たちはどうするべきか」を具体的に想像できました。コミュニティ放送だからできる細かい情報提供により、現場での対応も変わってくると思います。今回のシンポジウムの内容は、定期的にリスナーに伝えることにより、コミュニティラジオに対するリスナーの意識も変わると感じました。1回きりではなく、伝え続けるということが大切だと思います。

委員長:はい、ではBさんからご意見をお願いします。

委員B:ちょっと難しかった。JCBAがこういうことをしていることも知りませんでしたので、感心はしました。ただ、実際に災害に会った時のことを聞いて、自分としては何ができるか、何をしようか、悩みました。でも、答えは見つからないし、準備と言ってもどれだけのことができるのか。こういうシンポジウムを通じて、皆さんが考えるきっかけになれば、とは思いました。

委員C:震災の時の生々しい現場の経験者の話は、リアリティがあって良く分かりました。言葉にできないですが。第2部に伊丹市長が出ていましたが、私も関西大震災の時にテレビを見ていて、助けに行きたいけど行けない人たちの映像とか、昔のことが思い出されました。放送は、そういう非常時には大切だし、リスナーと放送する側とのキャッチボール、情報交換ができているところは素晴らしかったと思います。

委員B:災害時にYES-fmでは、どのようなことをしてくれるのですか?

社側 :大阪市役所から、防災設備を各局に整える準備が始まります。警報や避難勧告が出たら、役所から無線で情報が来るというシステム設置をすすめています。大阪府からも同じような連絡がありましたが、ネットで情報を流すので各局で情報を放送するというものです。

委員D:コミュニティ局の役割を改めて感じましたね。各コミュニティ局が一体となってシンポジウムをしているのは、素晴らしいことだと思いました。FMあおぞら。主婦が必要だからと放送局を立ち上げたことについては、チラシで放送を知らせて行くという努力があったのですね。マニュアルがなくても、ないからこそ、ニーズに合った対応ができたことが素晴らしいと思いました。
日ごろから、行政とのつながりをしっかりと取っていかなければならないだろうし、民間だからCMも必要、CMを聞いてもらう努力も必要でしょう。
緊急時の切羽詰まった状況において、流れている音楽が怖い、人がしゃべっている声にはほっとする、という意見がありましたが、なるほどなぁ、と感じさせられました。そのためには緊急時ではなく、普段からどれだけ認識されているか、聞いてもらっているか、地域と密着しているかどうかが、再度問われた番組でした。

委員長:これを聞くことによって、さぁ、この立場に立った時にどうするか?何ができるか?考えさせられました。1日の中でも、時間帯やいる場所によって、動きが変わってくるだろうし、それを考えるいいきっかけになりました。実際震災にあったとき、はたして放送が続けられるのか、放送する人が安全でいるのかとか、実際には難しいのだろうと思います。自分としては、起こってみないと分からない要素が多いのだと思いました。

社側 :コミュニティ局が、災害に会った時に、お互いにどのように助け合うのかについてですが。近畿の局をいくつかのブロックに分けて、もしもの時にはどんな機材を貸し出しできるか、どんな助け合いができるかについて、話し合いは進みつつあります。YES-fmは、箕面・千里・枚方・守口・FMキタと同じグループになっています。

委員D :NHKはスポンサーがないので、100%リスナーのために番組制作をしているのだと思う。はたして民放はどうなのか?私の年齢のせいなのか、番組の中身のせいなのか?どうも民放の番組は良いと思わない。まっとうな番組は、今の若い人が聞かないから作らないのか?聞かなくても、スポンサーがつかなくても、自信を持って提供できる番組がどれだけあるのでしょう?

社側 :地方と都心部では、放送局の役割やエリアに違いはあると思いますが、我々は、地域・行政・放送局とのつながりは、残念ながらできていないと思います。今回のシンポジウムでもおっしゃっていたように、普段から聞いてもらうことが大事だと思います。だからこそ、何か起こった時に聞いてもらえる。その努力をしていかなければいけないと思います。リスナーの年齢層も幅広くないのが現状です。

委員D:開局15周年をきっかけに、地域の放送局だということを知ってもらわないとね。聞くかどうかは別として、まず存在を知っているか知らないか。何か地域でキャンペーンのようなことはできませんか?地域密着番組をするとか。平時にまず知ってもらってから、緊急時の対応や準備が必要ですね。日頃はコミュニティ番組は知らないけれど、こういう非常時には改めて大事なんだと思います。地域の細かい情報を吸い上げて放送する仕掛けが必要でしょう
繁華街はまた特別な環境なのでしょうが、商店街を巻き込むとか、コンビニで放送してもらうとか、地域とのつながりを持っておいて欲しいですね。

社側 :有線のチャンネルに入っているので、可能ではありますが。
地域とのことに関しては、昔は大阪市南区に担当者と予算があって、「南区だより」という番組がありましたが、行政側の予算も担当者もなくなって、番組もなくなりました。今後についてはいろいろ考えて行きたいと思います。

07 その他
  • 審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日
    な し
  • 審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日
    公表内容・・・審議の内容
    公表方法・・・事務所への備置
    自社の放送(平成24年5月11日[金] ヨシモト*chatterbox!内)
    自社インターネットホームページに掲載(平成24年5月11日[金]〜)
    URL http://www.yesfm.jp
  • その他の参考事項
    な し
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