番組審議会議事録

第249回 番組審議会議事録

2018-08-28

  1. 開催年月日

    平成30年7月17日(火) 午後1時30分~午後2時30分

  2. 開催場所

    吉本興業株式会社 本館 4階

  3. 委員の出席

    • 委員総数:6名
    • 出席委員数:4名
    • 出席委員の氏名:松浦雅則/中井政嗣/横山 勝/千秋育子
    • 欠席委員の氏名:千田伸幸/熊谷真菜
    • 社側出席者:宮本政則/篠原克彦(東洋言語学院 事務局長)
    • 放送事業者側出席者の氏名:(事務局)久保利子/樋口泰子
  4. 議 題

    1. 近況報告・ご挨拶
    2. 「東洋言語学院 Presents コレ日本語でなんですか?」番組説明および審議
  5. 議事の概要

    社側より近況報告および挨拶があり、議題 b)について社側から番組説明が、続いて委員により審議が、以下の通り行われました。

  6. 審議内容

    社側A:
    本日ご審議いただきます番組は、7月1日にスタートしたばかりの「東洋言語学院 Presents コレ日本語でなんですか?」です。 YES-fmで新しいことを発信していこうということでの取組第一弾の番組です。当初、ミナミの事を外国語で発信できないかと思い東洋言語学院に投げかけました。現在留学生は日本に28万人ほどいて、日本語を教えている学校は800校ほどあります。その留学生の夢や現状を番組を通して知っていただけたらと思っています。
    社側B:
    具体的には、留学生が日本語でスピーチし、これをさまざまな方に聴いていただけたらという番組です。番組では毎回3名のスピーチに加えて、ナビゲーターとのフリートークもあり、出演者の好きな音楽もかけています。
    社側C:
    海外では今、日本を紹介している番組がたいへん多くあり、大阪のディープな場所までもテレビでしっかり紹介しています。そこで映像のテレビに対してラジオで何ができるかを考えました。日本語学校や留学生については一般の方には身近ではないので、それを知っていただくには学生の声、言葉を聴いていただくことだと思いこの番組を企画しました。
    事務局:
    本日は委員AさんBさんがご欠席ですが、Aさんからご意見をいただきましたので、まずご紹介いたします。

    【委員Aさんのご意見】
    今回の番組をご紹介いただき、「タイトル」「タイトルデザイン」に始まり、キャスティングのお名前、国のバリエーションなど、よく練られていてたいへん興味深く感じました。この番組の中から日本で活躍するスターが出てくるかもという楽しい妄想をさせてくれる番組ではないでしょうか。

    委員長:
    では順にご意見ご感想をよろしくお願いします。
    委員C:
    ラジオだと何を言っているかわかりにくいことがありがちなのに、今回はとてもよくわかり、しっかり練習されているんだろうなと感じました。日本語の中身の理解もあってのことでしょう。また、ナビゲーターの石川さんの日本語がキレイで、声も共感が持てて30分が短く感じました。
    委員D:
    まるでNHKの教育番組のようで、いつものお笑いの番組とのメリハリが出ていいなと思いました。マスコミ慣れした外国人のタレントさんも多い中、誠実さが伝わってよかったです。話の中で、「美容院」なのか「病院」なのかわかりにくい部分があったところを、きちんとナビゲーターのフォローがあって理解できました。番組の進行も良かったと思います。
    委員E:
    非常に良かったです。学生それぞれが自分の国と日本の違うところ同じところをお話していただいて、それぞれ興味深いお話でした。スエーデンのアディーナ ルシアさんの人を呼ぶときの違いの話も良かった。台湾のソウさんの敬語の話、「使いすぎると心が遠のく」という話や、タイのアチャリーヤさんのレストランの話やあいさつで手を合わすことの話にも共感がもてました。気になったのは間で流れる拍手の音源がとってつけたようなレトロな拍手で、違和感がありました
    それと、それぞれの方の紹介で流れる「思い出の曲」については、むしろ「私のおすすめの曲」とした方が、現地にいた時の思い出の曲や、その人の国の曲、おすすめの曲などをかけるると視野が広がって、聴いている人にもわかりやすいのではないかと思います。外国独特のメロディー、リズムなどは面白いと思います。
    委員長:
    ナビゲーターの石川先生のおしゃべりが、シーンによって教員としての話し方であったり、友達のように話したりしていて、その言葉遣いの使い分けがコミュニケーションをとるためなのか、それがいいのかが気になりました。また先ほどのご意見にもあった「思い出の曲」は、なんでその曲なのかの説明がなくてわかりにくかったと思います。
    社側B:
    自国で「日本に行こうかなぁ」とあこがれを持っていた頃の曲ということです。もっとマニアックな曲、たとえばアニメソングなどもあったのですが聴きやすいものをとチョイスしました。
    委員E:
    ジャンルはむしろこだわらなくていいので、現地の曲なども紹介してもらったほうが良いのでは、、
    委員D:
    現地の方の日本の歌のカバーとか、、
    委員長:
    自国とのつながりのある曲とか、、
    事務局:
    学生さんがその曲のCDをお持ちだったらいいのですが、手に入らないとかけられないんです。
    委員D:
    かかる曲が中途半端な気がします。
    委員C:
    放送の後、本人へのフォローはしているんですか?
    社側B:
    本人たちは思ったより良かったという感想です。またコンテスト形式でホームページでも紹介して母国のご家族にも聴いていただいています。
    委員長:
    いいことばかりでなくて、反省点も指摘してあげて、留学生の成長のためになるといいですね。
    委員D:
    次にスピーチする3人は決まっているんですか?
    社側B:
    もう収録が終わっています。
    委員長:
    少しわんわんと声の反響が気になりますがどこで録っているんですか?
    社側B:
    教室でとっているので、たしかに少し響きすぎている部分があります。
    社側A:
    日本で志を高く持っている学生たちを応援する番組になってくれたらと思います。
  7. その他

    1. 審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日

      な し

    2. 審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日

      公表内容・・・審議の内容
      公表方法・・・事務所への備置
      自社の放送(平成30年8月28日[火] 21:58から放送)
      自社インターネットホームページに掲載(平成30年8月28日[火]より掲載)
      URL http://www.yesfm.jp

    3. その他の参考事項

      な し