番組審議会議事録

第250回 番組審議会議事録

2018-10-31

  1. 開催年月日

    平成30年9月18日(火) 午後1時30分~午後2時30分

  2. 開催場所

    吉本興業株式会社 本館 4階

  3. 委員の出席

    • 委員総数:6名
    • 出席委員数:4名
    • 出席委員の氏名:松浦雅則/中井政嗣/横山 勝/千秋育子
    • 欠席委員の氏名:千田伸幸/熊谷真菜
    • 放送事業者側出席者の氏名:田仲豊徳/若原望美(番組担当者)/久保利子(事務局)/樋口泰子(事務局)
  4. 議 題

    1. 近況報告・ご挨拶
    2. ラジニュー「ミルクボーイと24区住みます芸人の万博待ってるで!」 番組説明および審議
  5. 議事の概要

    社側より近況報告および挨拶があり、議題 b)について社側から番組説明が、続いて委員により審議が、以下の通り行われました。

  6. 審議内容

    社側:
    本日ご審議いただきます「ラジニュー」という番組は、7月にスタートした番組です。毎週火曜日から金曜日の夕方6時から6時半までの30分間、なんばグランド花月1階のイエスシアターサテライトスタジオから公開生放送でやっております。番組制作は吉本興業です。火曜日はプリマ旦那・河野が漫才劇場の芸人を呼んで漫才劇場のニュースを紹介。水曜日の「ミルクボーイと24区住みます芸人の万博待ってるで!」を今回お聴きいただきました。こちらは、吉本興行が大阪市とコラボで盛り上げていこうと命名した大阪市内24区に住んでいる「住みます芸人」の中から毎週一組招いて、担当のミルクボーイがそのご当地の話を聞きだす番組です。木曜日は、今人気急上昇中の吉本新喜劇・小寺真理が新喜劇の先輩をお招きして、新喜劇ニュースを紹介する番組。金曜日はRe:Complex という吉本がやっているダンスボーカルグループから毎週メンバーが入れ替わりで登場してグループの情報を話す番組・・というように各曜日でニュースを掛け合わせた番組となっております。
    今回お聴きいただいた「ミルクボーイと24区住みます芸人の万博待ってるで!」は、パーソナリティーが天王寺区住みます芸人のミルクボーイで、ゲストに西淀川区の住みます芸人「四ツ橋ブルー」というコンビが出演した回となっています。
    この番組の構成は、毎週オープニングで酒井藍が歌う「大阪もんのうた」を流し、「万博待ってるで!」というタイトルにちなんで万博誘致を盛り上げようという話を盛り込んでいます。続いてゲストの四ツ橋ブルーが1分間のアピールタイムで担当の西淀川区がどんな区かをPRして、そのあと話を広げていく中で「西淀川区、ここがすごいベスト3」を発表。最後にこれらをふまえてオープニングに聴いていただいた「大阪もんのうた」を西淀川区バーションの替え歌に作り変えて発表。エンディングでは、向こう1週間の24区の主に住みます芸人がかかわるお知らせを告知する流れとなっています。
    事務局:
    本日は委員AさんBさんがご欠席ですが、Aさんからご意見をいただきましたので、まずご紹介いたします。

    【委員Aさんのご意見】
    パーソナリティーの方もゲストの住みます芸人の方もわかりやすいお話で、西淀川区についてもイメージがわいて楽しくお聴きしました。地域密着感がとてもよかったです。一点気になったのが、万博まってるで!」というフレーズです。これって2025年の大阪万博のことだと思いますが、その話題が無くて最後までわからずにいました。

    委員長:
    では順にご意見ご感想をよろしくお願いします。
    委員C:
    番組を聴いた感想は、普通のおっさんが、普通にしゃべっているなぁという感じです。というのは今までによくあった若い出演者の番組を聴いていて何を言ってるかわからないという点では、このあたりの芸人さんになると話は聞きやすかったのですが、問題は、何も伝わって来ないという点で、もう少し個性が出てこないとおもしろくないと感じました。西淀川区は仕事の関係でなじみがあるのですが、駅前の商店街の紹介などもやってくれたらいいのにと思いました。
    委員D:
    「万博待ってるで!」という企画はたいへんいいと思いました。24区住みます芸人の存在も初めて知りました。替え歌も面白かったです。最後のイベント告知だけたくさんあって興味はあったのですが、原稿に詰まっていたので聞きにくかったです。今後の他の区も楽しみです。
    委員E:
    「大阪もんの歌」は最近このあたりでずっと流れていますね。オープニングで、くすくす笑いながらだらだらと始まったその第一印象が悪くて、パーソナリティーの番組に対する心掛けに疑問を感じたほどです。公開番組なのでなおさら、始まりは元気にメリハリをつけてやってほしい。地域密着というものの、自分の仕事に絡んだ事ばかりだし、区民がフレンドリーだと言うだけでは面白みが無い。西淀川区の千船、大物などの地名や位置関係などを話してもらえたら地域がよく見えてくると思いました。予習が足らないですね。替え歌については、オープニングの「大阪もんのうた」は大阪弁なのが楽しいのに、替え歌の方は大阪弁でないのが残念でした。イベントの告知では棒読み、何度もかむなど、芸人なんだからしっかり読んでほしいところ。コーナーの変わり目もわかりにくく、だらだらしていたので、音を入れるなど工夫が必要では。「万博待ってるで!」の話題ももう少し入れて欲しいところ。「おもろいのと不真面目は違う」のでまじめにやってほしいですね。ゲストはもっと自分の地域をしっかり取材、勉強してほしい。なるほどと思える公共的な、なるほどといえるネタもあると良いのですが、もったいないと感じました。
    委員長:
    同じく最初の笑いながら始まったことで聞く気が無くなってしまいました。公開番組でこちらには見えないこともあるのかもしれないが、ふざけたような出だしは不愉快でした。地域の事でも自分の話ばかりで興味を引くものが無くて残念。地名だけでも話が広がるのでそういうのがあったらいいのにと感じました。エンディングのイベント告知は、単調で抑揚が無いので何を言っているのかわかりにくかった。全体的に最初の不愉快から始まり最後までわかりにくい番組だった。企画がいいのにもったいないですね。
    委員E:
    ただそれは電波の責任。生放送の怖さは、事前にしっかり伝えないと出演者のためにもならない。局のイメージのためにもその辺りはしっかりやらないといけませんね。公共の電波を使っているという意識は必ず全員がもたなければいけないと思います。打ち合わせや反省はしていますか?
    社側:
    この番組については、制作を弊社が担当しいないところが難しいところでもあります。こちらでの反省会はできていないのが実情です。貴重なご意見を参考に、地元大阪を紹介することで、まだ知らない大阪を知っていただく魅力的な番組になるようにしていきたいと思います。 
  7. その他

    1. 審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日

      な し

    2. 審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日

      公表内容・・・審議の内容
      公表方法・・・事務所への備置
      自社の放送(平成30年10月31日[水] 21:58から放送)
      自社インターネットホームページに掲載(平成30年10月31日[水]より掲載)
      URL http://www.yesfm.jp

    3. その他の参考事項

      な し