番組審議会議事録

第273回 番組審議会議事録

2022-12-08

  1. 開催年月日

    2022年11月9日(水)13:30〜14:30

  2. 開催場所

    イエスシアター楽屋

  3. 委員の参加

    • 委員総数:7名
    • 参加委員の氏名:松浦雅則/横山 勝/中井政嗣/千田伸幸/牧香代子/千秋育子/熊谷真菜
    • 放送事業者側出席者の氏名:(局長)田仲豊徳/(事務局)久保利子/見上寿梨/真田貴仁
  4. 対象番組

        1. 「見てミント!」
  5. 議事の概要

      社側より近況報告と番組説明があり、その後審議に入りました。
  6. ご意見内容

    【社側】
    本日ご審議いただきます「見てミント!」は、この9月から始まった番組です。スタートした経緯から申し上げますと、出演しているアイドルさん達の番組をやりたいということで始まりましたがただやるだけではなく、南海電鉄さんの新規プログラムから生まれたコミュニケーションアプリ「EMOSHARE」と連動してということでした。このアプリはイベントごとに部屋を立ち上げて、その中で見知らぬ人同士がチャットでコミュニケーションをとれるというものです。つまりラジオの生放送とこのチャット機能を連動して番組を盛り上げたいということですね。サテライトスタジオという人目につく場所ですることにより、アプリ内に人も集まりやすく、出演者も参加可能なのでリアルタイムでやりとりができます。実験的な取り組みなのですが、このようなビジネスモデルがあっての番組だということも加味してご審議いただけますと幸いです。基本はサテライトスタジオより公開生放送の30分番組、ご出演はすたんぴっ!とダブルヴィーというアイドルグループのおとさんと、あやかさんです。流れとしては2つのコーナーで構成されています。
    今回ご審議いただきますのは、9月14日放送回です。よろしくお願いします。
    【委員長】
     では順にご意見ご感想をよろしくお願いします。
    【委員A】
    「EMOSHARE」というアプリは初めて知りましたが、今時だなと思うと共になるほどなとも思いました。最初はアイドルということもあって大丈夫かなと感じたのですが、映画の紹介をされている時は、本当に好きなのだと伝わりましたし、しっかり理解して自分の言葉で話されていて全体を通して好印象でした。このような番組は世代や興味があるかにによって、わかる、わからないに分かれるかと思うのですが、若い人たちが新しい試みの中で場を持っていくというのが非常にいいことだと感じました。今回はハロウィンに向けてということもあって、ホラー映画の紹介でしたが、また違ったものを紹介しているのも楽しみです。アプリを広めることも目的だと思うので、番組を聴いているだけのリスナー向けにも登録を促すような時間をとったり、そんな回があってもいいのかなと思いました。
    【委員B】
    まず、元気だなぁと感じました。そして「ハイ」が口癖なのか、それが少し気になったのですがそれはさておき、週替わりコーナーで映画紹介をされていた時、ずっとバックミュージックが鳴っていてそれがいいのかどうなのかが判断しかねました。EMOSHAREの中で彼女に対していろんな質問が届いて答えていたのですがこれは面白いですし、返答もそれまでは標準語だったのが急に大阪弁が出たりと、大阪での生放送ですしそこも面白いと感じました。会いに行けるラジオというのも今では少なくなってますし、こういった番組は重要だと思います。アイドルのファンにとっても仕事終わりのいい時間なのではないでしょうか。物販もやられているということなので、ミニライブの連動などもいいかもしれませんね。EMOSHAREですがそれ何やねんってなると思うんです。おそらく「エモい」ことをシェアしようみたいな意味合いなのでしょうけど・・・
    【委員D】
    それ言ってもらわないとわからないですよね。
    【委員B】
    そうなんですよね。「エモい」ことをシェアしよう、身近に感じられる、というのがもう少し分かれば「ラジオ」「アイドル」「EMOSHARE」の連携がもっと上手くとれるのかなと思いました。
    【委員C】
    EMOSHAREがどんな意味なのかまで考えては聴けていなかったのですが、オープニングトークからゆっくりと丁寧で聴きやすいなと思いました。映画説明もひとつひとつ自分の言葉で話していて知っていても知らなくてもリスナーは興味を持つだろうなと感じます。コーナー2でEMOSHAREに届いた質問に答える場面では自分の意見にプラスして豆知識なんかも披露したり、この年齢にしてはしっかりお話をされて勉強にもなるなと思いましたし、エンディングトークでも告知をしっかりされていて全体的に完璧な構成でした。
    パーソナリティさんの元気で明るいイメージが強く、好印象をもった番組でした。以上です。
    【委員D】
    私がこの番組の中でいちばん興味を持ったのがEMOSHAREというアプリでとてもいいサービスだなと思います。
    イベントに行った時に思いを共有したいけどTwitterに投稿するほどでもないって時もあるじゃないですか?この番組はそのアプリの実証実験も兼ねてとのことでいい取り組みだと思います。ただ、皆さんも仰っているように少し説明不足ですね。有効活用の例などもないのが勿体ないです。あと私はパーソナリティのアイドルの方の口調が早くて4回聴きました。ハキハキと元気で自分の意見もしっかり持ってらっしゃるので、もう少しゆっくり話されるといいのではないでしょうか。
    【委員E】
    聴かせていただいて、若い方がお喋りしていますが語尾がハッキリとしていてわかりやすかったです。内容に少しついていけず、話はしっかり入ってくるが聞き流してしまうという感じでした。もう少し私の年代にも合うような内容なら、この若い方でもしっかりと聴けると思います。最近はテレビよりラジオを聴くことが多くなって寝る前の子守唄替わりのようにもなっているのでよりそんなことを思うのですが、若い方を中心にした番組が多いのはYES-fmさんの傾向なのかなと淋しさも覚えました。
    【委員F】
    審議をするにあたってまずは資料を読むのですが、正直アイドルの番組ということで軽く見てしまっていたのですが何のその。ゆっくりと話されるし大変好感が持てよかったです。公開生放送なのでアイドルさんが「もう少し前にどうぞ」と言っているのなんかも生放送の光景が目に浮かびました。『見えるラジオ』というのがこの方によって見えてきたなという感覚があります。映画の紹介のコーナーですが「ご存知ですか?」とたった一言ですが語りかけることによって非常に入りやすいですし映画の解説も自分の言葉でしっかり良さを伝えていて、見てみたいと思わせてもらいました。紹介するということはそういうことです。先ほどBGMが気になるという意見もありましたが、私は逆にいいなと感じました。
    EMOSHAREというアプリがどういうものか分かりにくいという意見もございますが、全面に出されるとリスナーは離れてしまうのではないでしょうか?徐々にわかってくればいいのであって、こんな感じでいいように私は思いました。いい番組でした。
    【委員長】
    ありがとうございます。皆さん仰られているように元気な女の子がよく喋っているなと聴いていましたが後半は大阪弁が混ざってきたりとこの方らしさが出てきたのかなと、それが良いのか悪いのかは分からないのですが、生放送らしいですね。『オーメン』の説明の時に6月6日を「ろくがつろくにち」と言っていたことに驚いたのですが、今は「むいか」とは言わないんですか?
    【社側】
    そうですね、今の若い人は20日も「はつか」と言わず「にじゅうにち」だったりするようですね。
    【委員長】
    知り合いのナレーターの方は20歳もめでたいことを伝える際は「ハタチ」で、犯罪とかよくないことを伝える時は「にじゅっさい」とか分けてる場合もあるようですね。それがひとつ気になったことと、EMOSHAREはアンチコメントのチェック機能はあるんでしょうか?もちろん、感動を共有したいという気持ちはとてもわかるのでいいものではあるのですが、生放送で使用してるということなのでその心配を感じました。以上です。
    【社側】
    ありがとうございました。
  7. その他

    1. 審議機関の答申または、改善意見に対してとった措置及びその年月日

      な し

    2. 審議機関の答申または、意見の概要を公表した場合におけるその公表内容、方法、年月日

      公表内容・・・審議の内容
      公表方法・・・事務所への備置
      自社の放送(2022年12月8日[木] 10:50から放送)
      自社インターネットホームページに掲載(2022年12月8日[木]より掲載)
      URL https://www.yesfm.jp

    3. その他の参考事項

      な し